【英検1級】英検1級概要と各パートの簡単な対策

対策

こんにちは、たっくんです。

この記事では、2022年度第3回の試験に合格し英検1級を取得することができた僕が、英検1級の概要と各パートについて簡単な対策を共有していこうと思います。

こんな人にオススメ

・これから初めて英検1級の勉強を始めようと思っている人

・既に試験を受けたけど残念ながら落ちてしまった人

ちなみに僕も一次試験、二次試験合わせて4回も落ちています(笑)。なので特に後者の人たちにとってはより有益な情報になるのではないかと思っています。

一次試験と二次試験に分けて説明していこうと思います。個別の4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)に関しても簡単に説明しますが、それぞれの具体的な対策についてはこれから記事にしていこうと思います。

英検1級試験概要

英検1級の試験は年度に3回行われており、一次試験と二次試験があります。

一次試験はリーディング、ライティング、リスニングから構成され、試験開始後100分でリーディングとライティングを解き、その後リスニングが35分あります。

二次試験は部屋に入室して最初の1分くらいで自己紹介と日常会話(趣味は何か、会場までどうやってきたか等)があり、その後机の上に置いてあるトピックカードを見て5つのトピックから1つ選び、1分間スピーチ内容を考えます。1分後にスピーチを開始し、2分間トピックに関して話します。終了後、約4分間面接官がスピーチの内容について質問をしてきて、それに回答します。

リーディング対策

リーディング対策は「単語学習」に全力を尽くすべきだと考えています。

一般的に言われていることですが、英検1級の単語は日常生活ではまず使うことのないワードばかりで構成されています。英語ネイティブスピーカーの方でも知らない単語が多いといわれており、海外のニュース記事や英字新聞でようやく見かけるレベルです。

しかし、リーディングセクションの最初は単語問題であり、全体の25/41(約6割)を占めるので仮に全問正解すると、他の長文問題がボロボロでもそれだけで合格点に近づきます。なので、1冊の単語帳を9割くらいの完成度にしておくと大分楽になります。

おすすめの単語帳は、旺文社の「英検1級 でる順パス単」です。英検1級受験者はほぼ全員学習している単語帳だと思います。ここに出る単語を覚えておけば、単語問題はほぼ問題ないレベルまで行けます。

リスニング対策

リスニング対策は「過去問を暗唱できるレベル」にすることで安心して受けられるようになります。

英検1級のリスニング問題は実はそこまで難しくありません。イディオムが多用されるTOEFLのリスニング問題の方がはるかに難しいです。

しかしそうはいっても英検1級の問題なので、対策は必要です。過去問のスクリプトのオーバーラッピング、シャドーイング、そして暗唱までできるようになれば高得点が取れると思います。

ライティング対策

ライティング対策は「型を覚えて、文法ミスを減らすこと」が重要です。

1つ目に重要なのが型を覚えることです。英語でのライティングは序論、本論、結論のように書き方が型として決まっています。英検1級では問題文にStructureとしてintroduction, main body, conclusionが指定されています。そして3つの理由を述べよとも言われているので、以下の型が基本となります。

・introduction

・body 1

・body 2

・body 3

・conclusion

この型を確実に守り、各パラグラフを作成していくことが必須です。

また、もう一つ重要なのが文法ミスをできるだけ減らすということです。

文を作成するときに同じような言い回しをしないようパラフレーズ(言い換え)をするなども重要ですが、簡単な文章でも論理立てていれば問題ありません。しかし、文法ミスがあればどんどん減点されていくので、ライティングの点数が低くなってしまいます。上手いことを言おうとするよりも、ミスのない文章を書くよう心掛けたいです。

スピーキング対策

スピーキング対策は「型を覚えて、ストックしておいたフレーズを活用して話すこと」が重要です。

個人的に一番苦戦したのがスピーキングです。普段オンライン英会話などで慣れていない人であれば話すだけでも一苦労だと思いますが、慣れていても英検に出てくる社会問題や学術的なトピックに対して2分間で意見を言うというのは相当難しいです。

そのため、おすすめは英検1級スピーキング専門のオンライン英会話クラスを受講することです。僕は2次試験に2回落ちたので、その後「WiLLies English」で2次試験特化の対策をして合格できましたので、最初から受けておけば良いと思いました(笑)

2分のスピーチ後は面接官からの質問もあり、これに上手く答えられなければ合格は難しいです。質問対策もWiLLies Englishでかなり練習したので、全体的なスピーキング能力の向上ができました。慣れてくれば発音にも気を配れればなお良いと思います。

まとめ

今回は英検1級の試験概要と各パートの対策を簡単にまとめました。今後各パート別の対策方法を具体的に書いていこうと思いますので、皆さんの英検1級合格の一助になれれば嬉しいです!

コメント

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