こんにちは、たっくんです。
今回は、発音学習の重要性と勉強法について書いていきたいと思います。
発音学習は英語の構成要素である「発音」、「単語」、「文法」の内の1つであり、義務教育で英語学習を初めて最初の方に習うものではありますが、あまり重視している人はいない印象です。発音を学ぶことで英語力の基盤を固めることができるので、解説していこうと思います。
こんな人にオススメ
・発音をキチンと学んだことが無い人
・英文を読むときに発音を意識していない人
目次
ネイティブのような発音が笑われる悪しき文化
日本人は何故か英語の発音をネイティブっぽくすると笑われる文化があります(特に小中高生は顕著)。
英語の授業で英文をクラスで音読していて僕の番になったとき、できるだけCD音源に近づけようとマネしながら読んだのですが、失笑が起こりました。さらに、近くに座っていた男子が一言、
「うわ、カッコつけて恥ずかし!」
と言いました。それ以降、CD音源のように発音するのが怖くなってしまい、中学卒業するくらいまではあえて棒読みするようにしていました。
僕と同じような経験をした人は多いのではないかと思います。人に笑われないように周りに合わせるのが日本人の特徴なので仕方のないことだとは思いますが、言語学習はモノマネが大事なのにそれを止めてしまうのはもったいないことです。
【発音学習の重要性①】リスニング・スピーキング力が向上する
発音学習の重要性1つ目は、「リスニング・スピーキング力が向上する」というものです。特に、リスニング力の向上の方が大きな効果があると思います。
英文を聞いているときにときに聞き取れない部分があると思いますが、その理由は単語を知らないか、知っている単語だが自分の認識している音と乖離があるせいで分からないかのどちらかのはずです。これは単語学習の際にキチンと発音記号を見て自分で発声することで解消でき、リスニング力の向上につながります。(ただ英語にはリエゾンがあるせいで、個々の単語が分かっていても聞き取れないことがあるのですが、そこに関してはまた別の記事で説明します。)
今度は自分が話すときですが、この時に発音が悪いと当然ながら相手に伝わりません。日本人同士なら逆に伝わりやすいこともあるかもしれませんが、ネイティブの発音をイメージしている人に日本語読みをしてもなかなか理解してもらえないと思います。口の形や発声を教材通りにして練習することで、スピーキング能力を高められます。
【発音学習の重要性②】単語を覚える速度が上がる
発音学習の重要性2つ目は、「単語を覚える速度が上がる」というものです。
上の1つ目とも関連しますが、単語の日本語訳を覚えていても、発音の認識が間違っていたらその単語を聞いたときに、自分の覚えた単語だと認識できません。そのため、その単語の発音を聞き、そっくりそのまま発生し、日本語訳を確認するというステップを何度も繰り返すことで、発音を修正する手間が無くなり、覚える速度が上がります。
【発音学習の重要性③】ネイティブに賞賛してもらえる
発音学習の重要性3つ目は、「ネイティブに賞賛してもらえる」というものです。
皆さんは外国人の方が発音の良い流ちょうな日本語を話しているのを聞いたときどう思うでしょうか?恐らく、凄い!と感動すると思いますが、それはそこに至るまでの努力が伺い知れて感動できるのが理由だと感じています。同様に、日本人が英語の発音が良いとネイティブの方はとても褒めてくれて、モチベーションの向上につながります。
英語なんて伝われば良いという考えの方は、ネイティブに賞賛してもらえるかなんてどうでも良いことだと思うかもしれません。しかし、発音が良ければ相手の心を動かせるということは人とのコミュニケーションにおいてとても重要で、特にビジネスの場面において有利に働くと考えています。そのレベルに至るまでの努力が垣間見えて、しっかりしているという信頼につながるからです。
発音学習を軽んじてはいけない。モノマネをしまくろう。
僕は英語義務教育の過程で嫌な思い出もあり、発音を勉強することを止めていましたが、大学生になってその重要性を知り、一から勉強しなおしたことでリスニング力が向上し、TOEICの点数も上がりました。発音を良くするコツはモノマネだと思っているので、発音記号を確認し、リスニング教材のスピーカーになりきって音読をしまくるのが一番の近道だと思います。
まとめ
まとめると、
・発音学習は英語学習の土台なので、すっ飛ばして先に行こうとしないことが大事
ということでした。今後の英語学習への初期投資として、まずは初心にかえって発音学習を一通り終わらせてしまいましょう!
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